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環境・植物編

5-アミノレブリン酸(ALA)は、光合成に必要不可欠!

5-アミノレブリン酸(ALA)は、細胞の中にあるミトコンドリアに存在し、光合成に必要不可欠な物質です。
5-アミノレブリン酸(ALA)が、光合成を促進し、大きくたくさんの花を咲かせたり、菜園・農業では収穫量や糖度がアップしたりするなど、質・量の向上につながります。
また暑さ・寒さ、日照や水の不足等、植物にかかるさまざまなストレスの影響を受けにくくなるため、日当たりの悪い日陰、酷暑や寒冷といった過酷な環境での植物の生長を助けます。事実、植林などの定着率が上がることから、砂漠地帯や塩土壌など、植物にとって厳しい環境条件での緑化にも貢献できると注目を集めています。

5-アミノレブリン酸(ALA)の利用分野はさまざまに拡がっています

植物に少量の5-アミノレブリン酸(ALA)と微量金属を与えると、
クロロフィルが増加して光合成能力を高めます。その結果・・・

1.日照が少ない環境下でも、すくすく育ちます


2.根からの栄養吸収を促進し、根の生育も助けます

窒素分は植物の根から吸収されて植物の体(タンパク質)を作る原料になりますが、還元酵素の助けを借りなければうまく吸収されません。
ALAはこの還元酵素の活性を高める働きをします。

3.耐寒性・耐塩性が向上します(ストレス耐性向上)

光合成によって糖(単糖)がたくさん作られると浸透圧が高まるので、耐寒性も耐塩性も向上します。
また、光合成は水と二酸化炭素を原料に、植物自らが糖を作ること。ALAと微量金属を適切量与えると、果物は糖度が高まり甘くおいしくなり、野菜の品質向上にもつながります。