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5-アミノレブリン酸(ALA)の製造技術

工業生産に成功した技術

多くのアミノ酸は単純に鎖状に結合してたんぱく質の原料となるもので、たんぱく質を分解しても作ることができます。
しかし、5-アミノレブリン酸(ALA)がポルフィリンに変化するときの結合は特殊で、葉緑素やヘムを分解しても5-アミノレブリン酸(ALA)を得ることはできません。


当社の前身となるコスモ石油は、安価に供給できる工業的生産法として、光合成細菌と呼ばれる、「葉緑素を大量に合成することのできる微生物」の改良研究を進め、発酵による5-アミノレブリン酸(ALA)合成法の開発に成功しました。

高品質な製造技術

発酵で得られる5-アミノレブリン酸(ALA)は発酵液の中に溶け込んでいます。

ALA研究所では発酵液から5-アミノレブリン酸(ALA)の結晶を取り出す技術開発も進め、純度99%以上の結晶を得る技術を完成させています。

高純度の5-アミノレブリン酸(ALA)は、さまざまな用途への利用が期待されています。